正社員なので肩書きは上だが序列は最下位の自分がつらい【相談事例】

めまして。

社会人3年目の男です。

ある外食チェーンの仕事をしていて、一応正社員なので肩書きは店長補佐となっています。

ですが、実態は年齢的にも店内カースト的にも最下位でつらいです。

店長はとても仕事のできる人ですし、パートやアルバイトの人も私よりずっと経験が長くて仕事も早く、全然かないません。

店の様々な裏事情も知っており、私一人が話題のかやの外ということもよくあります。

正社員なんだからもっとしっかりしなさいよ、という無言のプレッシャーを常に感じて疲労がどんどん溜まっています。

店長以外はみんな女性なので、私がいない時にはみんなで何を言っているか、それも気になってしまいます。

そんなふうにいつも人の目を気にして緊張しているせいかいつまでたってもミスをする回数が減りません。

そのたびに、またみんなから軽蔑されるかと思うと余計緊張してしまい悪循環になっています。

パートやアルバイトの人の中には、正社員である自分が気に入らないのかあれこれとあら探しをしたり、ことあるごとにいじめを仕掛けてくる人もいます。

自分としては楽しく仕事をしたいと思ってこの仕事を選んだのですが、今となっては大きな間違いだったと後悔してばかりです。

あと、店長にはしょっちゅう怒られます。

「ほう・れん・そう」がなっていないと注意ばかりされているのです。

そして自分が「ほう・れん・そう」を一生懸命正確に行うと、そんなことは自分で考えなさい、もっと言いたいことを明確にしなさい、と怒られます。

正直に言えば、こんな仕事はやめたいです。

でも、この仕事を辞めたら自分はもう二度と働きたくなくなって引きこもってしまう気がしてならないため、怖くてやめられません。

どうしたらいいでしょうか。

教えてください。

 

カウンセラーの返信

返事遅くなりました。

心理カウンセラーの新田聖人です。

ご連絡を頂き、ありがとうございます。

 

ご相談の内容を読ませていただきました。

今回は初めてのカウンセリングなので、説明を交えながら問題の大枠にアプローチしていきます。

よろしいでしょうか?

 

最初に私から宣言をします。

よくお聞きくださいね。

 

私、新田聖人はあなたの気持ちをそのまま全て受け入れます。

あなたの気持ちがどんなものであっても、それを否定したりはしません。

約束します。

 

このことをしっかりと覚えておいてもらえますか?

そのうえで、あなたにお聞きしたいことがあるのです。

とても大事なことですので、考えてみてください。

 

あなたは相談の中で次のように述べています。

「正社員なんだからもっとしっかりしなさいよ、という無言のプレッシャーを常に感じて疲労がどんどん溜まっています」

 

この一文についての質問です。

 

あなたは「正社員なんだからもっとしっかりしなさい」という無言のプレッシャーを感じました。

けれど、それは本当に他の従業員さんから感じたプレッシャーなのでしょうか?

それは間違いありませんか?

 

もう少しはっきりとお聞きしましょう。

 

もしかして、周囲の人は誰もそんなプレッシャーを与えていないのではありませんか?

あなたが勝手に「正社員なんだからしっかりしなければ」と思っているということはないですか?

 

誤解しないでくださいね。

「本当は誰もあなたにプレッシャーなど加えていない」

「あなたが自分一人でそう感じているだけだ」

私はこんなことを言いたいわけではありません。

 

実際にパートやアルバイトの人にそのような圧をかけられている可能性は高いのでしょう。

そして、そのことであなたは本当に苦しんでいます。

 

繰り返します。

「あなたにプレッシャーを与えている人は存在しない」などと言いたいわけではないのです。

 

では、この質問にどんな意味があるのか?

次のような状況をイメージしてみてください。

 

「『正社員なんだからもっとしっかりしなさいよ』とあなたは思っていますか?」

この質問をパートやアルバイトの人たち全員にしてみたとしましょう。

 

あなたにではありませんよ。

パートやアルバイトの人たちに質問するのです。

 

すると、パートやアルバイトの人たち全員が言いました。

「もちろん。正社員なんだからもっとしっかりしなさいと思っています」

 

つまり、この人たちがあなたに無言のプレッシャーを与えていることは事実だった。

そういうシチュエーションです。

 

ただ・・・

もしも、あなたの心に「正社員なんだからしっかりしなければ」という思いがまったく存在しなかったら?

そんなことをこれっぽちも思っていなかったら?

それでも、あなたは周囲の人たちからの無言のプレッシャーを受け取るでしょうか。

 

言い方を少し変えます。

 

あなたの心には「正社員なんだからしっかりしなければ」という強い思いが存在する。

だからこそ、その人たちからの無言のプレッシャーを受け取ってしまうのではありませんか?

 

もっとはっきり言いましょう。

 

あなた自身が抱えている「正社員なんだからしっかりしなければ」という強い思い。

それがあるから、あなたは無言のプレッシャーを感じてしまうのです。

違いますか?

 

「正社員」イコール「しっかりしなければならない」立場。

もし、あなたの中にこの考えが存在しなかったらどうでしょうか。

 

おそらくあなたは周囲のプレッシャーに気づきもしません。

そして、疲労がたまることもないでしょう。

 

つまり、あなたの疲れはあなた自身が作り出している。

そうは考えられませんか?

 

急いで付け加えておきます。

「だから、あなたが悪い」

「全てあなた自身の問題なのだ」

そんなふうに責めているのではありませんよ。

 

ただ、考えていただきたいのです。

 

私がここまで述べてきたことを、そのままその通りだと受け取るのか?

それとも、こんな推論は全然まと外れだと感じるのか?

 

どちらが正しいとか間違っているとかそういうことはありません。

ただ、あなたがどう感じるのか。

それをあなた自身が自分で自分に問いかけること。

それがこのカウンセリングにおいてとても重要になってくるのです。

 

なぜこんなにもしつこくたずね続けたのか。

その理由はこのカウンセリングの後半でわかります。

 

なので、ここではとりあえず私の質問に答えようとしてみてもらえませんか?

 

もう一度改めておたずねします。

 

「正社員なんだからもっとしっかりしなさい」

このプレッシャーは、本当に他の従業員さんからのものなのでしょうか?

周囲の人は誰もそんなプレッシャーを与えていないのではないですか?

 

「正社員なんだからしっかりしなければ」

あなたが勝手にそう思っている可能性はありませんか?

 

「正社員なんだからしっかりしなければ」

あなたの心にこういう強い思いが存在する。

だからこそ、周囲の人たちから無言のプレッシャーを感じてしまうのではありませんか?

 

しばらく質問の答えを考えてから、さらに文章を読み進めてください。

 

新田聖人のカウンセリングとは

 

新田聖人の実際のカウンセリング方法について説明します。

 

世の中にはさまざまなメソッドを使った心理カウンセリングが多数存在しています。

それこそ、カウンセラーの数だけ方法が異なるといっても過言ではありません。

 

ただひたすら、相談者さんの言葉に耳を傾ける技法。

より積極的に話を掘り起こすメソッド。

相談者さんの話はほとんど聴かず、落語家のようにしゃべり続けるカウンセラー。

中には、相談者さんにとってハードな方法を取るケースもあるようです。

 

では、新田聖人のカウンセリングはどうなのか。

 

あなた自身の強い意志や努力を必要とするやり方なのでしょうか?

何か大変な、心の痛みを伴うようなつらい方法なのでしょうか?

 

いいえ、違います。

 

あなたは難しい手順を踏むわけではありません。

何かを乗り越えなければできないものでもありません。

それどころか、驚くほどシンプルな方法です。

 

その具体的なやり方とは、

1 あなたの中に存在する「悩みを作り出している信念」をはっきりと意識に上げる。

2 その信念に関する「二択の質問」に答える。

ただ、それだけです。

 

「悩みを作り出している信念」を探し当てる作業はカウンセラーである新田の役目です。

「二択の質問」を投げかけるのも、新田が行います。

 

つまり、実際にあなたがすることはほとんどありません。

この文章を最後までしっかりと読み、質問があれば答えを考える。

それだけでいいのです。

 

どうでしょう、とてもシンプルですよね?

ですから、肩の力を抜いて楽な気持ちでこの先を読み進めていってもらって大丈夫です。

 

それと、もう一つだけ特色がありますので、お伝えしておきましょう。

 

それは、このカウンセリングが新田聖人の〈気づきの直観力〉をベースとしておこなわれているということです。

あなたの悩みは、この〈気づきの直感力〉にもとづいて解消されていきます。

 

では、〈気づきの直観力〉とはいったい何か?

 

簡単に言えば、「頭で考えるのではなく、どこからか勝手に言葉が降りてくる感覚」です。

 

例えば、対面での臨床中。

新田は「ひとりでに口が勝手に動いているような感覚」でカウンセリングをしています。

相談者さんに話をしながらも、別のもう一人の自分が「なるほど、そういうことなのかぁ」と、その内容を感心して聴いているような感じです。

 

このオンライン心理カウンセリングにおいても、それは同じです。

頭で考えて文章を書いているのではありません。

 

キーボード上で指を動かしていると、自動で言葉がつむぎ出されている。

 

カウンセリングはこのように行われているのです。

 

どうでしょう。

多少なりとも納得していただけるでしょうか?

 

じつは、この〈直感力〉は一般の方からすると非常に不思議に感じられるようで、かなり説明を重ねても簡単には理解していただけません。

 

プロでスポーツをされていた人や役者さん、歌手の方などには「ああ、それ、わかります!」と言ってもらえるのですが、その他の方にはあやしく思われることのほうが多いのです。

 

なので、もしもあなたがこの〈直感力〉を信じることができなくても気にしないでください。

あなたが〈気づきの直観力〉についてどんなふうに思っていても、カウンセリングは問題なく進められます。

 

「信じなければ効果がない」といったことは全くありません。

なので、無理に信じようとしなくても結構です。

 

ちなみに、新田はこれまで延べ2万人を超える人たちのさまざまな悩みに向き合ってきました。

それと並行して、メディテーション(瞑想)や完全断食・エネルギーリーディング・アプライドキネシオロジーなどの実践研究も積極的におこなってきました。

さらに、ある表現活動を通じて、いわゆる「トランス状態」「ゾーンに入る」経験もしました。

〈気づきの直観力〉はその結果として、自然に身についたものです。

 

カウンセリングでは、この〈直観力〉を存分に活用してあなたの悩みの解消に役立てていきます。

 

以上、簡単ですが、新田聖人の心理カウンセリングに関しての説明を終わります。

さっそく、カウンセリングを始めていきましょう。

 

「信念」と「二択の質問」

 

これから、あなたの「悩みを作り出している信念」についてお伝えします。

 

ところで、前半でお伝えしたことを覚えていますでしょうか?

そうです。

 

「正社員なんだからもっとしっかりしなさい」

このプレッシャーは、本当に他の従業員さんからのものなのでしょうか?

周囲の人は誰もそんなプレッシャーを与えていないのではないですか?

 

「正社員なんだからしっかりしなければ」

あなたが勝手にそう思っている可能性はありませんか?

 

「正社員なんだからしっかりしなければ」

あなたの心にこういう強い思いが存在する。

だからこそ、周囲の人たちから無言のプレッシャーを感じてしまうのではありませんか?

 

この質問の意図が後半部分でわかると予告していましたね。

 

じつは、今からお知らせする信念はこの質問と密接な関係があります。

なので、この信念をお伝えすることが質問の意図を説明することにもなるのです。

 

それでは、お伝えします。

あなたの悩みを作り出している信念。

それは・・・

 

「人の上に立つ者は尊敬される人でなければならない」という信念。

言い換えれば、「他人に尊敬すらされないのなら、人の上に立つべきではない」という信念です。

 

よく考えてみましょう。

 

人々から尊敬される。

そして、みんなから選ばれて皆を指導する立場に就く。

 

本来であれば、これが理想的で自然な上下関係の作られ方です。

 

皆から尊敬される人物が、周囲の人たちから選ばれる。

その結果、上の立場に立つようになる。

これならば、選ばれた側も選んだ側も大きな不満を持つことはありません。

 

しかしながら、あなたの場合はこの手順が逆です。

まず、パートさんやアルバイトの方よりも上の立場である正社員の店長補佐になった。

そして後から、周囲の尊敬を得られる人間にならなければと努力をしている。

 

あなたが今の職場に来た時点では、あなたへの周囲の評価はまだ決まっていませんでした。

それなのに、立場だけが先に出来てしまった。

理想的で自然な上下関係の作られ方とは順番が真逆だったのです。

 

にもかかわらず、強い信念をあなたは持ち続けてきました。

 

「人の上に立つ者は尊敬される人でなければならない」

「他人に尊敬すらされないのなら、人の上に立つべきではない」

 

それでは、苦しい思いをするのは当然です。

あなたが店長補佐になった時点では、皆から尊敬されるか否かは全く確定していなかったのですから。

 

順番が逆である限り、「人の上に立つ」と「尊敬される」が全然つながらない場合もあります。

 

「周りの人から正社員らしく思われたい」

「店長補佐としてしっかりしたい」

その思って、あなたが努力するのは何もおかしいことではありません。

 

ですが・・・

「尊敬されなければならない」

「そうでないならば人の上に立つべきではない」

こう思いながら毎日を過ごすのはあまりにも苦しすぎます。

 

その思いが過度な負担となり、あなたの現状を形作ってしまったのです。

そのことをよく理解していただきながら、もう一度あなた信念をまっすぐに見つめてください。

 

「人の上に立つ者は尊敬される人でなければならない」

「他人に尊敬すらされないのなら、人の上に立つべきではない」

 

そして、最後にまだ大切なことが残っていました。

この信念に関する「二択の質問」です。

この質問を今回のカウンセリングの締めとしましょう。

では、お聞きします。

 

「人の上に立つ者は尊敬される人でなければならない」

「他人に尊敬すらされないのなら、人の上に立つべきではない」

 

この信念について、あなたの気持ちは「 A 」と「 B 」どちらに近い(近かった)と思いますか?

 

A「私はこの信念を持ち続けられる人でありたいし、きっと持ち続けることができるはずだ」

B「この信念を持ち続けることで周りに認めてほしい、誰かがほめてくれるに違いない」

 

この質問における正解は「あなたが出した答え」です。

あなたの答えが、あなたにとって正しい答えです。

ですから、 ゆっくりと自分の心を見つめながら、答えを探していただければと思います。

 

さあ、今回はここまでにしましょう。

次回もカウンセリングを通じて、あなたのお悩みを解消していきますね。

失礼します。

新田聖人

 

追伸

今後のカウンセリングについてお伝えします。

2回目以降は有料です。

(ご連絡は こちら から)

 

なお、2回目お申し込みの際には、今回の『タイトル』をお書き添えください。

どうぞよろしくお願いします。

ご相談はコメント欄へ。