彼への執着が強すぎて自分を抑えられず感情が不安定になる【相談事例】

と暮らし始めて1年半(同棲)の女性です。

28歳です。

私の悩みは彼に対する執着が強すぎることです。

 

彼が友達と遊びに行ったり、休日に仕事で出かけたりすると自分を抑えられなくなってしまいます。 

大きな声で泣いたり、お皿は何枚も投げつけて割ってしまったり。

先週などは私の誕生日に彼がどうしても外せない仕事が入ったことで我を忘れて、彼をグーで殴ってしまいました。

 

けれど、他の人と一緒にいる時は全然そんなことはありません。

彼に関係すること以外ではこんなふうにはなりません。

仕事も普通にしています。

 

どうしてこんなふうになってしまうのかを自分なりに考えてみたのですが、はっきりとわかりませんでした。

ただ、もしかしたら彼と私の家庭環境が違いすぎているからかもしれないと思います。

私は貧乏な家の育ちですが、彼の家は金持ちと言っていいほどの家です。

ご両親とも揃っていて品も良く、彼がとても愛されて育ったということに嫉妬しているのかもしれません。

でも本当のところはやっぱりよくわからないのです。

 

彼は自分以外の人を殴ったりするわけじゃないから大丈夫だよと笑っています。

(彼はラグビーをやっていた人なので私が殴っても全然平気なのです)

でも、将来もし彼の親と一緒に住んだり近くに引っ越したりしたら、このことがばれてしまいます。

今、自分を本気で変えなければ大変なことになってしまうかもしれません。

 

自分ではいくら決心しても変わらず、後悔ばかりしているのでカウンセリングお願いします。

 

カウンセラーの返信

 

信が遅くなりました。

心理カウンセラーの新田聖人です。

ご連絡いただき、ありがとうございます。

 

今回は初めてのカウンセリングですね。

 

なので・・・

さまざまな説明を交えながら、まずは問題の大枠にアプローチします。

よろしいでしょうか?

 

では、最初に私から宣言をします。

よくお聞きくださいね。

 

私、新田聖人はあなたの気持ちをそのまま全て受け入れます。

あなたの気持ちがどんなものであっても、それを否定したりはしません。

約束します。

 

このことをしっかりと覚えておいてもらえますか?

 

そのうえで、あなたにお聞きしたいことがあるのです。

とても大事なことですので、考えてみてください。

 

あなたはご相談の中で次のように述べています。

 

「(彼の家は)ご両親とも揃っていて品も良く」

「彼がとても愛されて育ったということに嫉妬しているのかもしれません」

 

この考えは、あなたが自分なりに考えた結果として出てきた推測ですね。

では、この考えについて質問をします。

よろしいですか?

 

両親がそろっていて品が良いこと。

とても愛されて育ったということ。

 

あなたはこの2種類の文をイコールだと思っているようですが・・・

何があなたにそう確信させているのでしょうか?

 

よく冷静に考えてみましょう。

 

両親が共に健在、もしくは離婚をしていない。

金銭的に裕福であり、上品な雰囲気を醸し出している。

そういう親に育てられた子供は、全員とても愛されて育っている。

 

本当にそうですか?

 

父と母がそろって上品。

けれど、子供は愛情を感じられずに育った。

そんな話はゴロゴロ転がっています。

 

逆に、片親で決して裕福ではない。

だけど愛情をたっぷり感じて育ち、親には感謝しかない。

そういう方もたくさんいます。

 

もちろん、上品な両親からたっぷり愛情を受けて育っている人もいます。

経済的に苦しい父子または母子家庭で、愛情を感じられずに育ったという方もいます。

 

要するに、様々なパターンがあるということ。

A イコール B というようにわかりやすくはありません。

そうですよね?

 

これを踏まえたうえで、さらに質問をさせていただきます。

 

両親がそろっていて、品が良いこと。

とても愛されて育ったこと。

あなたが彼に嫉妬しているかもしれないのは、どちらに関してですか?

 

いかがでしょう。

自分が何に嫉妬していたのか、意識したことがありますか?

きっと、ほとんどなかったのではありませんか?

 

だとしても、まったく気にすることはないですよ。

なぜなら・・・

それはあなたに限ったことではないからです。

 

ほとんどの人が、根拠なく信じたことをそのまま疑わずに生活しているのです。

 

ただ、その「根拠なく信じたこと」が悩みを生み出してしまう場合があります。

あなたのケースも同様でしょう。

 

なので、ここで一回立ち止まって考えてみてください。

それがあなたの問題を改善するためのきっかけになりますから。

 

では、もう一度おたずねします。

 

両親がそろっていて、品が良いこと。

とても愛されて育ったこと。

あなたが彼に嫉妬しているかもしれないのは、どちらに関してですか?

 

なお、この質問に正解はありません。

私も正しい答えを知りません。

答えを知っているのは、あなただけです。

 

なので・・・

あなたなりの答えが出ましたら、そのまま先を読み続けてください。

 

新田聖人のカウンセリングとは

 

新田聖人の実際のカウンセリング方法について説明します。

 

世の中にはさまざまなメソッドを使った心理カウンセリングが多数存在しています。

それこそ、カウンセラーの数だけ方法が異なるといっても過言ではありません。

 

ただひたすら、相談者さんの言葉に耳を傾ける技法。

より積極的に話を掘り起こすメソッド。

落語家のようにしゃべり続けるカウンセラー。

中には、相談者さんにとって少しハードな方法を取るケースもあるようです。

 

では、新田聖人のカウンセリングはどうなのか。

 

あなた自身の強い意志や努力を必要とするやり方なのか。

何か大変な、心の痛みを伴うようなつらい方法なのでしょうか。

 

いいえ、違います。

 

あなたは難しい手順を踏むわけではありません。

何かを乗り越えなければできないものでもありません。

それどころか、驚くほどシンプルな方法です。

 

その具体的なやり方は・・・

あなたの中に存在する「悩みを作り出している信念」をはっきりと意識に上げる。

ただ、それだけです。

 

この「悩みを作り出している信念」とは、あなたの中に存在する思いのこと。

熱量が非常に大きく、あなたの現実に様々な影響を及ぼします。

 

その信念を見つけ出して意識するだけで、心のありように変化が起きるのです。

 

そして、信念を探し当てるのはカウンセラーの役目。

なので、あなたがすることはほとんどありません。

 

文章を最後までしっかりと読む。

質問があれば答えをさがす。

これだけでいいのです。

 

いかがですか?

とてもシンプルですよね。

ですから、肩の力を抜いて楽な気持ちでこの先を読み進めてもらって大丈夫です。

 

 

それと、もう一つだけ特色がありますので、お伝えしておきましょう。

 

それは・・・

このカウンセリングは、新田聖人の〈気づきの直観力〉をベースとしているということ。

あなたの悩みは、この〈気づきの直感力〉にもとづいて解消されていきます。

 

では、〈気づきの直観力〉とはいったい何か?

 

簡単に言えば、「頭で考えるのではなく、どこからか勝手に言葉が降りてくる感覚」です。

 

例えば、対面での臨床中において。

新田は「ひとりでに口が勝手に動いているような感覚」でカウンセリングをしています。

 

相談者さんに話をしながらも、別のもう一人の自分が「なるほど、そういうことなのかぁ」と、その内容を感心して聴いているような感覚。

 

オンラインのカウンセリングでも、それは同じです。

頭で考えて文章を書いているのではありません。

 

キーボード上で指を動かしていると、自動で言葉がつむぎ出される。

 

カウンセリングはこのようにおこなわれているのです。

 

どうでしょう。

多少なりとも納得していただけるでしょうか?

 

じつは・・・

この〈直感力〉は一般の方からすると非常に不思議に感じられるみたいなのです。

ですから、かなり説明を重ねても簡単には理解していただけません。

 

プロでスポーツをされていた人や役者さん、歌手の方などには「ああ、それ、わかります!」と言ってもらえるのですが、その他の人にはあやしく思われることのほうが多いのです。

 

なので、もしもあなたがこの〈直感力〉を信じることができなくても気にしないでください。

あなたが〈気づきの直観力〉について疑問を感じていたとしても、カウンセリングは問題なく進められます。

 

「信じなければ効果がない」といったことは全くありません。

なので、無理に信じようとしなくても結構です。

 

ちなみに、新田はこれまで延べ2万人を超える人たちのさまざまな悩みに向き合ってきました。

それと並行して、メディテーション(瞑想)や完全断食・エネルギーリーディング・アプライドキネシオロジーなどの実践研究も積極的におこなってきました。

さらに、ある表現活動を通じて、いわゆる「トランス状態」「ゾーンに入る」経験もしました。

〈気づきの直観力〉はその結果として、自然に身についたものです。

 

カウンセリングでは、この〈直観力〉を存分に活用してあなたの悩みの解消に役立てていきます。

 

 

簡単ですが、以上で新田聖人の心理カウンセリングに関しての説明を終わります。

さっそく、カウンセリングを始めていきましょう。

 

「悩みを作り出している信念」

 

これから、あなたの「悩みを作り出している信念」についてお話します。

 

先ほども述べましたが・・・

信念とは、「あなたの中に存在する思い」のことです。

その熱量はとても大きく、あなたの人生に様々な影響を及ぼしています。

 

この信念をはっきりと意識にあげて、心の状態に変化を起こす。

それが、今の現実を改善するきっかけになるのです。

 

そうは言っても、何も難しいことをするわけではありません。

お知らせした信念を、そのまま素直に受け取るだけです。

 

「ああ、そうか」

「自分はこんな思いを抱えてきたのか」

そう感じてもらうだけで充分です。

 

変化は自動的に起きますから。

 

 

では、そろそろお伝えしましょう。

あなたの悩みを作り出している信念。

それは・・・

 

「大切な人は大事にされるべきだ」という信念。

つまり、「大切な人を邪険に扱うべきではない」という思いです。

 

内容を見ていただければ、おわかりでしょう。

この信念は、決して否定されるようなものではありません。

むしろ、当たり前のことを強調しているだけです。

 

ただ・・・

この信念の熱量はとても大きい。

そのために、かなり強い影響力を持ってしまっているのです。

 

それと、もう一つ。

この信念の「対象」についてお伝えしておきましょう。

 

この信念は、あなた自身にだけ向けられているものではありません。

自分以外の他人のことも、同じように対象としています。

この件に関して、ひとつずつ見ていきましょう。

 

まずは・・・

「あなた自身を対象(大切な人)としている」場合。

このとき、信念は次のように作用します。

 

彼にとって、私は大切な人のはずだ。

ならば・・・

 

「大切な私は、彼から大事にされるべきだ!」

「大切な私を、彼は邪険に扱うべきではない!」

 

これは、とてもシンプルな形です。

 

自分よりも友人との付き合いを優先する。

あなたの大切な誕生日に仕事を入れてしまう。

 

そんな彼の行為は、あなたの信念に反しています。

だからこそ、あなたは怒りを感じる。

 

いかがでしょう?

非常にわかりやすいですよね。

 

ただあなたの場合、これだけではありません。

次に述べる、「他人を対象にした場合」とのからみがあります。

それによって、このシンプルな形がより強力かつ複雑になっているのです。

 

では、説明しましょう。

 

他人(今回の場合は、彼)を対象としている場合。

信念は、まず次のように作用します。

 

私にとって、彼は大切な人だ。

ならば・・・

 

「大切な彼は、私から大事にされるべきだ!」

「大切な彼を、私は邪険に扱うべきではない!」

 

これが、彼を対象とした信念の一つ目。

あなたが意識しているとしたら、この面でしょう。

彼を大事にすべきだと強く思っているからこそ、今ここで相談しているのだと思います。

 

さらに・・・

彼を大切に思う人がもう一組いますよね?

 

そう、彼の両親です。

この場合は以下のようになります。

 

彼の両親にとって、彼は大切な人のはずだ。

ならば・・・

 

「大切な彼は、大事にされるべきだ!」

「大切な彼を、邪険に扱うべきではない!」

 

こういう思いがあなたの中に生まれます。

 

彼を大切に思う、あなた。

彼を大切に思う、彼の両親。

ここまではよろしいですね?

 

そして、次が重要なポイントです。

 

それは・・・

「彼は、今までずっと両親に大事に扱われてきた」

こう、あなたが強く信じていることです。

 

もちろん、彼は実際に大事に扱われてきたのでしょう。

あるいは、そうでない部分も多少はあったかもしれません。

いずれにしても、「本当はどうだったのか」は重要ではないのです。

 

重要なのは、あなたがそう強く思っているという点。

 

「自分と違って、彼は家族に大事にされてきた」

そう確信していることです。

 

その場合、この信念がどのように作用するのか。

わかりますか?

 

じつは、信念はほとんど作用しません。

なぜならば、彼はすでに大事に扱われている(とあなたは信じている)からです。

 

彼は、両親からずっと大事に扱われてきた。

現在も、大事にされている。

少なくとも、あなたはそう信じています。

 

だとしたら・・・

「大事にされるべきだ」

「邪険に扱ってはいけない」

こんなに強く思わなくてもいいですよね?

 

彼に関しては、この信念はすでに達成されている。

現実はどうあれ、あなたはそう信じています。

なので、信念が作用する対象にはならないのです。

 

これが、彼に信念のベクトルが向いているときの流れです。

 

さて、ここまで三つの作用を見てきました。

 

あなた自身を「彼の大切な人」とする信念の作用。

彼を「あなたの大切な人」とする信念の作用。

彼を「彼の両親の大切な人」とする信念の作用。

 

では、これらが同時に存在すると、どのようなことが起きるのでしょうか。

 

そうです。

それが今のあなたの状態です。

 

彼はすでに大事にされている。

両親からも私からも大事にされている。

もう「そうなっている」人。

いいな、いいな、いいな・・・

 

私は彼に大事にされない(最優先にされない)ことがある。

まだ「そうなっていない」人。

なんで、なんで、なんで!!

 

あなたが抱える、この認識。

ここから、あなたの言動は生じているのです。

 

もちろん、あなたはそんなことを意識した覚えはないでしょう。

なぜなら、すべては心の深いところ(いわゆる潜在意識)でおこなわれているからです。

 

そして、だからこそ・・・

自分の意思とは反する言葉を吐いたり、行動に出てしまう。

あなたを苦しめている悩みの元に、この信念の存在があるのです。

 

 

いかがでしょうか。

かなり細かく説明しましたので、理解していただけたと思います。

 

なお、ここまで読んできたあなたの心にはすでに変化が起きています。

その変化を、あなたがどのように感じ取るのか。

あなたの現実に何をもたらすのか。

これから、じっくりと見つめてください。

 

 

さて、今回はここまでにしましょう。

次回もカウンセリングを通じて、あなたのお悩みを解消していきますね。

では、失礼します。

新田聖人

 

追伸

今後のカウンセリングについてお伝えします。

2回目以降は有料です。

(ご連絡は こちら から)

 

なお、2回目お申し込みの際には『今回のタイトル』をお書き添えください。

どうぞよろしくお願いします。

ご相談はコメント欄へ。