待ち合わせの時間に遅刻して相手を待たせると焦りを感じる【相談事例】

分は約束の時刻に遅れそうになると、すごく焦ってしまいます。

普段の私はほとんど時間に遅れることはなく、むしろ20分ぐらい早く着いて待っているくらいです。

だけど、何かの理由でどうしても少し遅れることがあります。

そういう時、たった5分でも時間をオーバーしそうな時にはイライラ・ドキドキがはじまり、頭がグラグラしてしまうのです。

30分も1時間も待たせるわけではないので、相手も特に怒ったりはしません。

それでも、その日は引け目を感じて、一日中「ごめんね、ごめんね」と謝ってばかりいます。

「それが嫌なら絶対に遅れないようにすればいいじゃないか」と思われるかもしれませんが・・・

ちなみに、私の友達の一人などは毎回のように30分ぐらい遅れて来るのに、全然気にしてないようで平気な顔しています。

それはそれで常識的にどうなのかなと思うこともありますが、その子が全然気にならないならば楽でいいなと羨ましいです。

たぶん、マナー的には私は特に問題はないのだと思います(むしろ友達の方が問題かも)。

けれど、やっぱりあまり遅刻のことを気にしすぎていると自分だけ馬鹿みたいだし、何よりも具合が悪くなるのは嫌です。

平気で遅刻するような人にはなりたくありませんが、少しぐらい時間に遅れても苦しくならないような自分になれたらなぁと思います。

どうぞお願いします。

 

カウンセラーの返信

返事遅くなりました。

心理カウンセラーの新田聖人です。

ご連絡を頂き、ありがとうございます。

 

ご相談の内容を読ませていただきました。

今回は初めてのカウンセリングなので、説明を交えながら問題の大枠にアプローチしていきます。

よろしいでしょうか?

 

最初に私から宣言をします。

よくお聞きくださいね。

 

私、新田聖人はあなたの気持ちをそのまま全て受け入れます。

あなたの気持ちがどんなものであっても、それを否定したりはしません。

約束します。

 

このことをしっかりと覚えておいてもらえますか?

そのうえで、あなたにお聞きしたいことがあるのです。

とても大事なことですので、考えてみてください。

 

まず、あなたの現状を確認させていただきます。

 

1.あなたが約束の時間に遅れたとしても、相手に大きな迷惑はかかっていない。

2.相手は特に気分を害していない。

3.それにもかかわらず、あなた自身は心身にダメージを負っている。

 

これは間違いないですね?

そして、この三つから分かるのは・・・

 

あなたの悩みは「人間関係の悩み」ではない。

なぜなら、「相手」は何も影響を受けていないから。

 

ならば、問題は「あなた自身の相手に対する見方」である。

なので、「あなたの心のあり方・世界の見方」が変わりさえすればこの悩みは解消する。

という事実です。

 

ここまではよろしいでしょうか?

では、本題に入ります。

文章の中であなたは次のように述べていました。

 

「たぶん、マナー的には私は特に問題はないのだと思います(むしろ友達の方が問題かも)」

 

私が気になったのはカッコの中の文章。

(むしろ友達の方が問題かも)

この部分です。

 

今回のご相談では、基本的に「あなたが遅刻をした時のあなたの心と体の状態」に焦点が当てられています。

 

「友達が遅刻ばかりするので、自分は腹が立って仕方がない」と言った内容ではありません。

そうですよね?

 

ですが、この「むしろ友達の方が問題かも」という一文からは、ただの補足以上のエネルギーを感じて仕方がないのです。

 

この私が感じた違和感についてあなたはどう思いますか?

これは私のただの気のせいでしょうか。

 

あるいは、「自分ごとの相談」という形をとりながら、あなたの本心は「平気で遅刻してくる友人に対する不満」を抱えているのでしょうか。

どちらだと思いますか?

 

「・・・あれ?このカウンセラーは急にズレたことを言い出したぞ」

もしかしたら、あなたは今そう感じているかもしれません。

 

「自分が相談しようとしていることと違う!」と嫌な思いをしている可能性もありますね。

もしそうだとしたら、ごめんなさい。

 

じつは、あなたが違和感を感じるのも当然なのです。

なぜなら、私はつい先ほどまで言っていたことと矛盾した話を始めているのですから。

 

先ほど、私はこう言いました。

「『あなたの心のあり方・世界の見方』が変わりさえすれば 、この悩みは解消する」と。

 

しかし、私は今ずいぶんと違ったことを話しています。

何しろ、「あなたは友達の遅刻に対して本当はとても怒っているのではないか」と言い出したのです。

 

普通に考えれば・・・

もし本当に「友達の遅刻」が問題ならば変わるのはあなたではありませんよね?

変わるべきは友達の習慣でしょう。

 

あなたがいくら変わっても仕方がない。

友達が遅刻をし続ける限り、あなたは怒り続ける。

そう考えるのが一般的な思考だからです。

 

ところが、この考え方は間違っています。

仮に「友達の遅刻」にあなたが怒っていた場合。

その怒りはあなただけで鎮めることができるのです。

 

これまで通り友達が遅刻をし続けたとしても大丈夫。

あなたが変わりさえすれば、あなたにとっての不都合は解消されていくのです。

 

とても大事なことなので、もう一度繰り返しますよ。

 

あなたが自分の行動ではなく、他人の行動に対して何か強い感情を持っているとしましょう。

もしそうだとしても、他人の行動を変えさせる必要はありません。

自分の心のあり方・世界の見方を変えれば、あなたにとっての不都合はきちんと消えていくのです。

 

そうは言っても、今の段階ではこのことを真実として受け入れることはできないかもしれません。

それでも全く構いません。

そういう考え方もあるのかな、ぐらいに思っていてください。

 

ただ、こういう考え方も存在しているということを聞いた上で、もう一度だけお尋ねします。

 

あなたの本心は「平気で遅刻してくる友人に関しての不満」を抱えている。

そうではありませんか?

 

なお、この答えは私が決めることではありません。

当たり前ですが本当のことはあなたにしか分かりません。

なので、しばらくこの問いの答えを考えてみてください。

よろしいでしょうか。

 

では一旦、話を変えます。

 

新田聖人のカウンセリングとは

 

新田聖人の実際のカウンセリング方法について説明します。

 

世の中にはさまざまなメソッドを使った心理カウンセリングが多数存在しています。

それこそ、カウンセラーの数だけ方法が異なるといっても過言ではありません。

 

ただひたすら、相談者さんの言葉に耳を傾ける技法。

より積極的に話を掘り起こすメソッド。

相談者さんの話はほとんど聴かず、落語家のようにしゃべり続けるカウンセラー。

中には、相談者さんにとってハードな方法を取るケースもあるようです。

 

では、新田聖人のカウンセリングはどうなのか。

 

あなた自身の強い意志や努力を必要とするやり方なのでしょうか?

何か大変な、心の痛みを伴うようなつらい方法なのでしょうか?

 

いいえ、違います。

 

あなたは難しい手順を踏むわけではありません。

何かを乗り越えなければできないものでもありません。

それどころか、驚くほどシンプルな方法です。

 

その具体的なやり方とは、

1 あなたの中に存在する「悩みを作り出している信念」をはっきりと意識に上げる。

2 その信念に関する「二択の質問」に答える。

ただ、それだけです。

 

「悩みを作り出している信念」を探し当てる作業はカウンセラーである新田の役目です。

「二択の質問」を投げかけるのも、新田が行います。

 

つまり、実際にあなたがすることはほとんどありません。

この文章を最後までしっかりと読み、質問があれば答えを考える。

それだけでいいのです。

 

どうでしょう、とてもシンプルですよね?

ですから、肩の力を抜いて楽な気持ちでこの先を読み進めていってもらって大丈夫です。

 

それと、もう一つだけ特色がありますので、お伝えしておきましょう。

 

それは、このカウンセリングが新田聖人の〈気づきの直観力〉をベースとしておこなわれているということです。

あなたの悩みは、この〈気づきの直感力〉にもとづいて解消されていきます。

 

では、〈気づきの直観力〉とはいったい何か?

 

簡単に言えば、「頭で考えるのではなく、どこからか勝手に言葉が降りてくる感覚」です。

 

例えば、対面での臨床中。

新田は「ひとりでに口が勝手に動いているような感覚」でカウンセリングをしています。

相談者さんに話をしながらも、別のもう一人の自分が「なるほど、そういうことなのかぁ」と、その内容を感心して聴いているような感じです。

 

このオンライン心理カウンセリングにおいても、それは同じです。

頭で考えて文章を書いているのではありません。

 

キーボード上で指を動かしていると、自動で言葉がつむぎ出されている。

 

カウンセリングはこのように行われているのです。

 

どうでしょう。

多少なりとも納得していただけるでしょうか?

 

じつは、この〈直感力〉は一般の方からすると非常に不思議に感じられるようで、かなり説明を重ねても簡単には理解していただけません。

 

プロでスポーツをされていた人や役者さん、歌手の方などには「ああ、それ、わかります!」と言ってもらえるのですが、その他の方にはあやしく思われることのほうが多いのです。

 

なので、もしもあなたがこの〈直感力〉を信じることができなくても気にしないでください。

あなたが〈気づきの直観力〉についてどんなふうに思っていても、カウンセリングは問題なく進められます。

 

「信じなければ効果がない」といったことは全くありません。

なので、無理に信じようとしなくても結構です。

 

ちなみに、新田はこれまで延べ2万人を超える人たちのさまざまな悩みに向き合ってきました。

それと並行して、メディテーション(瞑想)や完全断食・エネルギーリーディング・アプライドキネシオロジーなどの実践研究も積極的におこなってきました。

さらに、ある表現活動を通じて、いわゆる「トランス状態」「ゾーンに入る」経験もしました。

〈気づきの直観力〉はその結果として、自然に身についたものです。

 

カウンセリングでは、この〈直観力〉を存分に活用してあなたの悩みの解消に役立てていきます。

 

以上、簡単ですが、新田聖人の心理カウンセリングに関しての説明を終わります。

さっそく、カウンセリングを始めていきましょう。

 

「信念」と「二択の質問」

 

これから、あなたの「悩みを作り出している信念」についてお伝えします。

 

その前に、前半で私がお聞きしたことを思い出していただけますか?

そうです。

あなたの本心は「平気で遅刻してくる友人に関しての不満」を抱えている。

そうではありませんか?

この問いかけです。

 

この質問に対してあなたがどのような答えを出したのか。

それは私には分かりません。

 

ただ、これからあなたにお伝えする「信念」は、この質問と密接に関係しているものです。

なので、そのことを頭に入れながら聞いてもらえればと思います。

よろしいですか?

 

では、お伝えします。

あなたの悩みを作り出している信念。

それは・・・

 

「自分がされて嫌なことは人にしてはならない」という信念。

「相手の気持ちが分かる人にならなければいけない」という信念です。

 

ここで注意すべき大事な点があります。

それは・・・

「あなたのこの信念は自分だけに向けられているわけではない」ということです。

 

もちろん、自分に対しても「自分がされて嫌なことは人にしてはならない」と思ってはいます。

「(私は)相手の気持ちが分かる人にならなければいけない」とあなたは心に決めています。

けれど、同じ強さのエネルギーを他人に対しても向けているのです。

 

(あなたも)自分がされて嫌なことは人にしてはならない」

(あなたも)相手の気持ちが分かる人にならなければいけない」

すべての人がこの信念に従って生きること。

それをあなたは望んでいます。

 

自分がされて嫌なことは人にしてはならない。

相手の気持ちが分かる人にならなければいけない。

私も、世界に存在するすべての人たちも。

 

そして、このことが今回のあなたの悩みを大きな要因の一つになっている。

そのことを理解していただけるでしょうか?

 

自分に対しても他人に対しても向けられているこの信念。

それが、あなたの現状を作り出しているというわけです。

 

一応、念のために付け加えておきます。

の信念自体にはまったく何の問題もありません。

この考えは多くの人が小さな時から教えられている倫理観です。

 

自分がされて嫌なことは人にしないほうがいいでしょう。

相手の気持ちが分かる人になったほうがいいですよね。

何も間違ったことではありません。

 

そしてもちろん、あなたにとってもこの倫理観自体が悪い存在であるということではないのです。

 

むしろ、この思いを持ち続けてきたことによって、あなたは人格者としてこれまでの人生を歩んできたのだと思います。

 

しかしながら、信念がほんの少しだけ強く影響したことによって、何かしらの副作用が起きているのだと考えてください。

 

よろしいでしょうか?

もう一度繰り返しますよ。

 

「自分がされて嫌なことは人にしてはならない」

この倫理観自体が悪いわけではありません。

 

「相手の気持ちが分かる人にならなければいけない」

この信念を持ち続けてきたあなたも、何一つ悪くはありません。

 

ただ、少しばかりこの信念を大切にしすぎただけなのです。

 

ですから、あなたがすることはただ一つ。

「こんな倫理観が自分の中に信念として存在し続けていたんだな」と認識して、受けとめることだけです。

 

ただそれだけで十分なのです。

無理に信念を変えようとする必要はありません。

おわかりいただけましたね?

 

さて、今回のカウンセリングを締めましょう。

最後に「二択の質問」をさせてください。

この問いも、ここまで話してきたことに関連するものです。

 

ではおたずねします。

「自分がされて嫌なことは人にしてはならない」

「相手の気持ちが分かる人にならなければいけない」

 

この信念について、あなたの気持ちは「 A 」と「 B 」どちらに近い(近かった)と思いますか?

 

A「私はこの信念を持ち続けられる人でありたいし、きっと持ち続けることができるはずだ」

B「この信念を持ち続けることで周りに認めてほしい、誰かがほめてくれるに違いない」

 

この質問における正解は「あなたが出した答え」です。

あなたの答えが、あなたにとって正しい答えです。

ですから、 ゆっくりと自分の心を見つめながら、答えを探していただければと思います。

 

さあ、今回はここまでにしましょう。

次回もカウンセリングを通じて、あなたのお悩みを解消していきますね。

失礼します。

新田聖人

 

追伸

今後のカウンセリングについてお伝えします。

2回目以降は有料です。

(ご連絡は こちら から)

 

なお、2回目お申し込みの際には、今回の『タイトル』をお書き添えください。

どうぞよろしくお願いします。

ご相談はコメント欄へ。