私より先に夫が死んだらどうしようという不安が消えない【相談事例】

田先生、初めてご相談させていただきます。

どうぞ宜しくお願い致します。

私は今年36歳になる主婦です。

昨年結婚をして会社も辞め、現在は家におります。

私の相談なのですが、とても恥ずかしくて友人などには相談ができずこちらにメールをさせていただくことにしました。

 

3ヶ月ほど前、台所で夕食の準備をしている時に急に変な事を考え始めてしまいました。

それは、もし夫が死んだらどうしようということです。

すぐにでも死んでしまうということではなく、自分たちが年をとって私よりも先に夫が死んでしまったらという想像です。

 

もし夫が私を残していなくなってしまったら。

そして、その後も私だけ生きていくと考えたら、世界中が壊れてしまうような感覚が襲ってきたのです。

のどが詰まるようで呼吸もできなくなり、本当に死んでしまうのではないかと思いました。

それからは一人の時に台所に立つのが怖くなってしまい、夫がいる時しか料理ができません。

今は、夫がいる土日に一週間分の料理をまとめて作っているような状態です。

 

現在のところそれ以外は特に何もありません。

けれど、もしも台所以外でも同じような感覚になったらどうしようという不安はいつもあります。

そうしたら一人では何もできなくなってしまうかと思うと怖いのです。

 

どうしてそのような状態になってしまうのか、自分なりに色々と考えましたが自分ではよくわかりません。

こんなことになる前は私はどちらかというと強い性格でした。

おどおどしたところなどなかったのです。

でも、今では夫に頼っていつも不安を抱えて生きています。

それが本当に情けなくて苦しいのです。

 

こんな私ですが、どうか良いカウンセリングをお願いいたします。

 

カウンセラーの返信

 

信が遅くなりました。

心理カウンセラーの新田聖人です。

ご連絡いただき、ありがとうございます。

 

今回は初めてのカウンセリングですね。

 

なので・・・

さまざまな説明を交えながら、まずは問題の大枠にアプローチします。

よろしいでしょうか?

 

では、最初に私から宣言をします。

よくお聞きくださいね。

 

私、新田聖人はあなたの気持ちをそのまま全て受け入れます。

あなたの気持ちがどんなものであっても、それを否定したりはしません。

約束します。

 

このことをしっかりと覚えておいてもらえますか?

 

そのうえで、あなたにお聞きしたいことがあるのです。

とても大事なことですので、考えてみてください。

 

あなたはご相談の中で次のように述べています。

 

「今は、夫がいる土日に一週間分の料理をまとめて作っているような状態です」

 

恐怖心から、一人では台所に立てなくなってしまった。

だから仕方なく、そうしている。

そうですよね?

 

では、質問です。

 

夫がそばにいる時であれば台所に立つことができる。

それはなぜなのでしょうか。

 

夫の在宅時には、夫が先に逝くイメージは湧いてこない。

それはどうしてだと思いますか?

 

別の言い方をすれば・・・

あなたは夫がそばにいれば発作は起きないと信じている。

それはなぜでしょうか。

 

何があなたにそう確信させているのだと思いますか?

 

確かに、あなたが発作を起こしたのは夫が不在の時でした。

それは事実です。

 

そして実際に、夫がそばにいさえすれば発作は起きていません。

家事も問題なくできています。

 

ただ、よく考えてみましょう。

 

夫が家にいるときには発作は起きない。

そんな保証はありませんよね。

 

もちろん、データがあるわけでもない。

なぜなら、あなたはこの体験を一度しか経験していないからです。

 

ならば、夫が家にいる時でも発作が起きる可能性はあります。

不在のときでも、何も起こらないかもしれない。

 

にもかかわらず・・・

「夫が在宅しているかどうか」に、あなたはとても重きを置いている。

 

いったい何があなたにそう考えさせているのでしょう。

 

 

もちろん、いざこんなふうに聞かれると答えはなかなか見つからないかもしれません。

「夫がそばにいれば大丈夫」

あなたにとっては当たり前すぎて、考えてみたこともないのだと思います。

 

でも、ここで一回立ち止まって自分によく問いかけてください。

真剣に答えを探してみてほしいのです。

 

なお、重要なのは答えの内容ではありません。

質問について考えること。

自分自身に問いかけること。

それ自体が、あなたに変化をもたらす重要な役割を果たします。

 

ですから、仮に答えが分からなくてもいいのです。

この質問をただただ自問してみてください。

 

夫がそばにいれば発作は起きない。

そう、私は信じている。

それはなぜなのだろう。

何が私にそう確信させているのだろうか?

 

この質問にどういう意味があるのか。

どういう意図でこの問いかけがなされたのか。

それは、この文章の後半で判明します。

 

なので、ここでは上の質問に集中してください。

よろしいでしょうか?

 

では、しばらく考えてから先を読み進めてください。

 

新田聖人のカウンセリングとは

 

新田聖人の実際のカウンセリング方法について説明します。

 

世の中にはさまざまなメソッドを使った心理カウンセリングが多数存在しています。

それこそ、カウンセラーの数だけ方法が異なるといっても過言ではありません。

 

ただひたすら、相談者さんの言葉に耳を傾ける技法。

より積極的に話を掘り起こすメソッド。

落語家のようにしゃべり続けるカウンセラー。

中には、相談者さんにとって少しハードな方法を取るケースもあるようです。

 

では、新田聖人のカウンセリングはどうなのか。

 

あなた自身の強い意志や努力を必要とするやり方なのか。

何か大変な、心の痛みを伴うようなつらい方法なのでしょうか。

 

いいえ、違います。

 

あなたは難しい手順を踏むわけではありません。

何かを乗り越えなければできないものでもありません。

それどころか、驚くほどシンプルな方法です。

 

その具体的なやり方は・・・

あなたの中に存在する「悩みを作り出している信念」をはっきりと意識に上げる。

ただ、それだけです。

 

この「悩みを作り出している信念」とは、あなたの中に存在する思いのこと。

熱量が非常に大きく、あなたの現実に様々な影響を及ぼします。

 

その信念を見つけ出して意識するだけで、心のありように変化が起きるのです。

 

そして、信念を探し当てるのはカウンセラーの役目。

なので、あなたがすることはほとんどありません。

 

文章を最後までしっかりと読む。

質問があれば答えをさがす。

これだけでいいのです。

 

いかがですか?

とてもシンプルですよね。

ですから、肩の力を抜いて楽な気持ちでこの先を読み進めてもらって大丈夫です。

 

 

それと、もう一つだけ特色がありますので、お伝えしておきましょう。

 

それは・・・

このカウンセリングは、新田聖人の〈気づきの直観力〉をベースとしているということ。

あなたの悩みは、この〈気づきの直感力〉にもとづいて解消されていきます。

 

では、〈気づきの直観力〉とはいったい何か?

 

簡単に言えば、「頭で考えるのではなく、どこからか勝手に言葉が降りてくる感覚」です。

 

例えば、対面での臨床中において。

新田は「ひとりでに口が勝手に動いているような感覚」でカウンセリングをしています。

 

相談者さんに話をしながらも、別のもう一人の自分が「なるほど、そういうことなのかぁ」と、その内容を感心して聴いているような感覚。

 

オンラインのカウンセリングでも、それは同じです。

頭で考えて文章を書いているのではありません。

 

キーボード上で指を動かしていると、自動で言葉がつむぎ出される。

 

カウンセリングはこのようにおこなわれているのです。

 

どうでしょう。

多少なりとも納得していただけるでしょうか?

 

じつは・・・

この〈直感力〉は一般の方からすると非常に不思議に感じられるみたいなのです。

ですから、かなり説明を重ねても簡単には理解していただけません。

 

プロでスポーツをされていた人や役者さん、歌手の方などには「ああ、それ、わかります!」と言ってもらえるのですが、その他の人にはあやしく思われることのほうが多いのです。

 

なので、もしもあなたがこの〈直感力〉を信じることができなくても気にしないでください。

あなたが〈気づきの直観力〉について疑問を感じていたとしても、カウンセリングは問題なく進められます。

 

「信じなければ効果がない」といったことは全くありません。

なので、無理に信じようとしなくても結構です。

 

ちなみに、新田はこれまで延べ2万人を超える人たちのさまざまな悩みに向き合ってきました。

それと並行して、メディテーション(瞑想)や完全断食・エネルギーリーディング・アプライドキネシオロジーなどの実践研究も積極的におこなってきました。

さらに、ある表現活動を通じて、いわゆる「トランス状態」「ゾーンに入る」経験もしました。

〈気づきの直観力〉はその結果として、自然に身についたものです。

 

カウンセリングでは、この〈直観力〉を存分に活用してあなたの悩みの解消に役立てていきます。

 

 

簡単ですが、以上で新田聖人の心理カウンセリングに関しての説明を終わります。

さっそく、カウンセリングを始めていきましょう。

 

「悩みを作り出している信念」

 

これから、あなたの「悩みを作り出している信念」についてお話します。

 

先ほども述べましたが・・・

信念とは、「あなたの中に存在する思い」のことです。

その熱量はとても大きく、あなたの人生に様々な影響を及ぼしています。

 

この信念をはっきりと意識にあげて、心の状態に変化を起こす。

それが、今の現実を改善するきっかけになるのです。

 

そうは言っても、何も難しいことをするわけではありません。

お知らせした信念を、そのまま素直に受け取るだけです。

 

「ああ、そうか」

「自分はこんな思いを抱えてきたのか」

そう感じてもらうだけで充分です。

 

変化は自動的に起きますから。

 

 

では、そろそろお伝えしましょう。

あなたの悩みを作り出している信念。

それは・・・

 

人は、一人で自立して生きていかなければならない」という信念。

言い換えれば、「人間は、他人に頼って生きていてはいけない」という信念です。

 

このような信念をあなたは心に抱いている。

そう指摘されて、どう感じましたか?

 

深く納得したでしょうか。

それとも、あまりにも予想外の内容にとまどっているでしょうか。

 

いずれにしても、まずは説明を聞いてください。

 

「人は、一人で自立して生きていかなければならない」

「人間は、他人に頼って生きていてはいけない」

 

あなたの中には、この強い思いが存在しています。

 

「だったら、私は自立して生きていけるはずなのではないのか」

「それなのに、夫に頼っているのはどうしてなんだろう」

もしかしたら、あなたはこう思うかもしれません。

 

ただ、心というのはそう単純なものではないのです。

 

自立して生きていかなければ!

他人に頼ってはだめだ!

そう強く思いながら生きていく。

 

じつは・・・

これは自然なことではありません

 

よほど強くそのような生き方を教育された人。

人に頼った結果、かなり痛い目にあった経験をした人。

そのような人でなければ、このような信念を持つことはないでしょう。

 

たとえば・・・

「人に頼りすぎずに、自立して生きていきましょう」という一文。

このフレーズには「できればこうしたほうがいいよ」という軽さがあります。

 

一方、あなたの信念にはこういう軽さは感じられません。

 

「人は、一人で自立して生きていかなければならない」

「人間は、他人に頼って生きていてはいけない」

 

「こうするしかない」というせっぱつまった決意の信念です。

 

しかし、熱量の大きな思いはかえって反発を生む場合が少なくありません。

 

一人で生きていたくなんかないよ!

誰かに頼って生きていたっていいじゃないか!

 

もうひとりのあなたから、こういう気持ちが強く強く湧き上がってきます。

 

その結果として起きるのが、「信念」と「反発する気持ち」の対立。

あなたの心の中で、全く違う逆の思いがぶつかり合う。

 

それが今のあなたです。

 

パートナーに頼って生きていくことを拒む気持ち。

一人で生きていくのではなく、夫に頼りたいという気持ち。

 

この二つが強いエネルギーを持って同居している。

そして、反発しあっている。

 

それが、あなたの状態なのです。

 

 

ここまで読んでいただければ、前半の質問に関しても理解していただけるでしょう。

 

信念。

反発の気持ち。

それに続けて、質問も読んでみてください。

 

「人は、一人で自立して生きていかなければならない」

「人間は、他人に頼って生きていてはいけない」

 

一人で生きていたくなんかない!

誰かに頼って生きていたっていいじゃないか!

 

あなたはなぜ、夫がそばにいる時であれば台所に立つことができるのでしょうか?

夫がそばにいると不要な想像もせず発作も起きない。

どうしてあなたはそう思っているのですか?

 

いかがでしょうか。

自分の中に浮かんでくる様々な気づき。

それをしっかりと感じてください。

 

 

さて、今回はここまでにしましょう。

次回もカウンセリングを通じて、あなたのお悩みを解消していきますね。

では、失礼します。

新田聖人

 

追伸

今後のカウンセリングについてお伝えします。

2回目以降は有料です。

(ご連絡は こちら から)

 

なお、2回目お申し込みの際には『今回のタイトル』をお書き添えください。

どうぞよろしくお願いします。

 

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