罪悪感が消えずにいつも心の中にあるのを何とかしたい【相談事例】

んにちは。

私は地方の銀行に勤務している27歳の女性です。

カウンセリングをよろしくお願いします。

 

私の相談事は、罪悪感が消えずにいつも心の中にあるのを何とかしたいという悩みです。

 

この罪悪感を最初に感じたのは、短大を卒業して初めての同窓会に出た時でした。

久しぶりに会った友達と現在の生活について色々と話をしたのですが、その時とても大変な仕事をしている友達がいたのです。

勤めているのは今問題になっているブラック企業のようで、とてもつらい毎日を送っていると疲れた顔で話してくれました。

 

能力のない先輩が指導に当たっているのできちんと業務内容を教わることができない。

帰宅も夜中になるほど残業が続いている。

土日や祝日に出勤することもある。

そんな話をしてくれたのを覚えています。

 

みんなで「大変だね」と同情して慰めていたのですが、私の心はドキドキしていました。

 

私の勤務先は休みは週に2日きっちりあります。

有給も問題なく取れます。

私に限らずほとんどの人が定時に帰宅しており、家でもゆっくり過ごせます。

先輩も優しい方ですし、職場に行くことが苦ではありません。

 

勤める会社によってそんなにも大きな違いがあるということ知ったのはその時が初めてでした。

そしてその友達に申し訳ないという気持ちが湧き上がってきました。

自分ばかりが楽をしていることに強い罪悪感を覚えたのです。

 

それからはブラック企業のことをネットで読んだりニュースで見たりすると友達の顔が浮かぶようになりました。

そして「それに比べて私は…」と自分を責める気持ちが出てくるようになりました。

 

それともう一つ、強い罪悪感を持つようになった原因があります。

私の付き合っている男性(2つ年上)が勤めている会社もやはり大変な職場なのです。

学生時代から付き合っているのですが、社会人になってからは上司のいじめや残業に苦しめられてその話題が多くなりました。

その話を聞くたびにやはり「私ばっかり楽をしている…」という気持ちが出てきて苦しくなります。

 

彼が私の仕事をうらやましがったり嫌味を言ったりすることなどはありません。

それどころか、「俺のような会社じゃなくて良かったね」と言ってくれるような優しい人です。

だけど、彼が会社の話をするとやっぱり胸が苦しくなってしまうのです。

自分の中から「お前は楽でいいよな…」という声が聞こえてくるような気がしたこともあります。

 

こんなように友達と彼のことをきっかけに罪悪感の感じるようになって、それがますますひどくなってきました。

最近では外食先の店員さんや駅のトイレを掃除している人、コンビニのレジでたくさん人が並んで大変そうな場面などを見ると自分が悪いように感じるようになってしまいました。

 

自分でも本当にバカみたいな悩みだということはよくわかっているつもりです。

こんなことで私が罪悪感を感じても誰も幸せにはなりません。

別に毎日遊んでいるわけではないのだから自分の職場で頑張って働けばいいのだとわかっています。

なのに、罪悪感を止めることはできません。

 

今回はカウンセリングを受けるために冷静になって原因を考えて友達や彼のことを書きましたが、普段はそれとは関係なく自動的に罪悪感が浮かんできてるような時もあります。

 

この罪悪感をなくして昔みたいに普通の状態で暮らしたいです。

 

カウンセラーの返信

 

信が遅くなりました。

心理カウンセラーの新田聖人です。

ご連絡いただき、ありがとうございます。

 

今回は初めてのカウンセリングですね。

 

なので・・・

さまざまな説明を交えながら、まずは問題の大枠にアプローチします。

よろしいでしょうか?

 

では、最初に私から宣言をします。

よくお聞きくださいね。

 

私、新田聖人はあなたの気持ちをそのまま全て受け入れます。

あなたの気持ちがどんなものであっても、それを否定したりはしません。

約束します。

 

このことをしっかりと覚えておいてもらえますか?

 

そのうえで、あなたにお聞きしたいことがあるのです。

とても大事なことですので、考えてみてください。

 

あなたはご相談の中で次のように述べています。

 

「自分の中から『お前は楽でいいよな…』という声が聞こえてくるような気がしたこともあります」

 

彼が会社の話をした時のエピソードですよね。

では、この文について質問します。

 

実際には、彼はそのようなことをまったく言ってない。

なのに、自分の中から言葉が聞こえてきた。

「お前は楽でいいよな」という声。

 

この声を聞いたとき・・・

あなたはそれをどのように受けとめましたか?

 

自分を責めている言葉に、加担するような思いが浮かんできたのでしょうか?

それとも、自分が良い環境にいることを再確認するような気持ちだったのでしょうか?

 

 

突然こんなふうに聞かれても、どう答えていいかわかりませんよね。

なので、もう少しわかりやすく質問しなおします。

 

「お前は楽でいいよな…」

この声が聞こえてきたとき、あなたはどのように感じましたか?

 

「何でお前一人だけそんな楽をしているんだよ」

「みんなと同じように大変な目にあえばいいのに!」

こんなふうに「声」と一緒に自分を責める気持ちが浮かび上がってきたのですか?

 

それとも・・・

「本当にそうだ、自分はとても楽な人生を送っている」

「自分はとても恵まれているんだ」

このように「声」の指摘に同意するような気持ちがしたのでしょうか?

 

いかがですか?

先ほどよりはわかりやすい聞き方になったかと思います。

 

ただ、なぜこのような質問をされるのか。

その理由はきっとわからないでしょう。

なので、少し説明をします。

 

この「お前は楽でいいよな…」という声に対しての2種類の反応。

じつは・・・

これらは共にあなたの中に存在しています。

 

「声と一緒に自分を責める気持ち」

「声の指摘に同意するような気持ち」

この二つは、両方ともあなたの心で共存しているのです。

 

このことはあなたも否定しないと思います。

ならば、それを承知で二者択一の質問をするのはなぜなのか。

 

それは・・・

あなたの中に2種類の反応が存在することをはっきりと自覚してもらうためです。

あなたの問題解決には、あなたの自覚が必要不可欠なのです。

 

ここで、2種類の心の声をもう一度見てみましょう。

 

一つ目は、「お前は楽でいいよな」という声。

 

「何でお前一人だけそんな楽をしているんだよ」

「みんなと同じように大変な目にあえばいいのに!」

「声」と一緒に自分を責める気持ち。

 

これは間違いなく「あなたの気持ち」です。

 

けれど、よく見てください。

まるで他人が発しているような言葉ではありませんか?

 

あなた以外の誰かがあなたを責めている。

そういう言葉なのがわかりますよね。

 

そして、二つ目の「お前は楽でいいよな」という声。

 

「本当にそうだ、自分はとても楽な人生を送っている」

「自分はとても恵まれているんだ」

「声」の指摘に同意するような気持ち。

 

この気持ちも「あなたの気持ち」です。

そして、その内容もあなたの言葉。

 

他ならぬあなたが「声」に対して同意している。

そういう言葉だということがわかるでしょう。

 

つまり、こういうことです。

 

「他人が発している言葉」

「あなた自身が発している言葉」

この二つが、あなたの中でごっちゃになってしまっている。

 

「他人が発している言葉」と「あなた自身が発している言葉」が整理されていない。

 

それが、あなたの心にいつも罪悪感が存在する大きな要因なのです。

 

ならば、あなたを苦しめ続けているのはどちらなのか?

 

「他人が発している言葉」でしょうか?

「あなた自身が発している言葉」でしょうか?

 

いったいどちらだとあなたは思いますか?

 

おそらくあなたの答えははっきりしているでしょう。

なので、現時点での説明はここまでにします。

後半で再びこのテーマに触れつつ、さらに核心にせまっていこうと思います。

 

では、このまま先を読み進めてください。

 

新田聖人のカウンセリングとは

 

新田聖人の実際のカウンセリング方法について説明します。

 

世の中にはさまざまなメソッドを使った心理カウンセリングが多数存在しています。

それこそ、カウンセラーの数だけ方法が異なるといっても過言ではありません。

 

ただひたすら、相談者さんの言葉に耳を傾ける技法。

より積極的に話を掘り起こすメソッド。

落語家のようにしゃべり続けるカウンセラー。

中には、相談者さんにとって少しハードな方法を取るケースもあるようです。

 

では、新田聖人のカウンセリングはどうなのか。

 

あなた自身の強い意志や努力を必要とするやり方なのか。

何か大変な、心の痛みを伴うようなつらい方法なのでしょうか。

 

いいえ、違います。

 

あなたは難しい手順を踏むわけではありません。

何かを乗り越えなければできないものでもありません。

それどころか、驚くほどシンプルな方法です。

 

その具体的なやり方は・・・

あなたの中に存在する「悩みを作り出している信念」をはっきりと意識に上げる。

ただ、それだけです。

 

この「悩みを作り出している信念」とは、あなたの中に存在する思いのこと。

熱量が非常に大きく、あなたの現実に様々な影響を及ぼします。

 

その信念を見つけ出して意識するだけで、心のありように変化が起きるのです。

 

そして、信念を探し当てるのはカウンセラーの役目。

なので、あなたがすることはほとんどありません。

 

文章を最後までしっかりと読む。

質問があれば答えをさがす。

これだけでいいのです。

 

いかがですか?

とてもシンプルですよね。

ですから、肩の力を抜いて楽な気持ちでこの先を読み進めてもらって大丈夫です。

 

 

それと、もう一つだけ特色がありますので、お伝えしておきましょう。

 

それは・・・

このカウンセリングは、新田聖人の〈気づきの直観力〉をベースとしているということ。

あなたの悩みは、この〈気づきの直感力〉にもとづいて解消されていきます。

 

では、〈気づきの直観力〉とはいったい何か?

 

簡単に言えば、「頭で考えるのではなく、どこからか勝手に言葉が降りてくる感覚」です。

 

例えば、対面での臨床中において。

新田は「ひとりでに口が勝手に動いているような感覚」でカウンセリングをしています。

 

相談者さんに話をしながらも、別のもう一人の自分が「なるほど、そういうことなのかぁ」と、その内容を感心して聴いているような感覚。

 

オンラインのカウンセリングでも、それは同じです。

頭で考えて文章を書いているのではありません。

 

キーボード上で指を動かしていると、自動で言葉がつむぎ出される。

 

カウンセリングはこのようにおこなわれているのです。

 

どうでしょう。

多少なりとも納得していただけるでしょうか?

 

じつは・・・

この〈直感力〉は一般の方からすると非常に不思議に感じられるみたいなのです。

ですから、かなり説明を重ねても簡単には理解していただけません。

 

プロでスポーツをされていた人や役者さん、歌手の方などには「ああ、それ、わかります!」と言ってもらえるのですが、その他の人にはあやしく思われることのほうが多いのです。

 

なので、もしもあなたがこの〈直感力〉を信じることができなくても気にしないでください。

あなたが〈気づきの直観力〉について疑問を感じていたとしても、カウンセリングは問題なく進められます。

 

「信じなければ効果がない」といったことは全くありません。

なので、無理に信じようとしなくても結構です。

 

ちなみに、新田はこれまで延べ2万人を超える人たちのさまざまな悩みに向き合ってきました。

それと並行して、メディテーション(瞑想)や完全断食・エネルギーリーディング・アプライドキネシオロジーなどの実践研究も積極的におこなってきました。

さらに、ある表現活動を通じて、いわゆる「トランス状態」「ゾーンに入る」経験もしました。

〈気づきの直観力〉はその結果として、自然に身についたものです。

 

カウンセリングでは、この〈直観力〉を存分に活用してあなたの悩みの解消に役立てていきます。

 

 

簡単ですが、以上で新田聖人の心理カウンセリングに関しての説明を終わります。

さっそく、カウンセリングを始めていきましょう。

 

「悩みを作り出している信念」

 

これから、あなたの「悩みを作り出している信念」についてお話します。

 

先ほども述べましたが・・・

信念とは、「あなたの中に存在する思い」のことです。

その熱量はとても大きく、あなたの人生に様々な影響を及ぼしています。

 

この信念をはっきりと意識にあげて、心の状態に変化を起こす。

それが、今の現実を改善するきっかけになるのです。

 

そうは言っても、何も難しいことをするわけではありません。

お知らせした信念を、そのまま素直に受け取るだけです。

 

「ああ、そうか」

「自分はこんな思いを抱えてきたのか」

そう感じてもらうだけで充分です。

 

変化は自動的に起きますから。

 

 

では、そろそろお伝えしましょう。

あなたの悩みを作り出している信念。

それは・・・

 

「物事は相手の立場になって考えなければならない」という信念。

言い換えれば、「自分の立場からだけで物事を見てはいけない」という信念です。

 

いかがでしょうか?

拍子抜けするくらい、よく耳にするフレーズですよね。

 

「こんなの当たり前の常識じゃないのかな」

そんなふうに思いましたか?

もしそうだとしたら、あなたの感想は間違っていません。

 

なぜなら、この信念はあなたにとって「常識」になっているからです。

だからこそ、強い力を持っていたのです。

「常識」でなければ、これほどあなたに影響を与えてはいないでしょう。

 

 

それでは、説明します。

 

まず、信念の中身をよく見てください。

この信念が大切にしているものは何か、わかりますか?

 

「相手の立場になって考えなければならない」

「自分の立場からだけで物事を見てはいけない」

 

そう、「相手の立場」です。

「相手の立場」をとても大事にしていますね。

 

そして、「相手の立場」を知るためには「相手がどう思っているか」を想像しなければなりません。

 

なので・・・

最も重視しているのは「(あなたが想像した)相手の気持ち」 です。

 

一方、この信念が規定しているものは何でしょう?

これはすぐにわかりますね。

「自分の立場」です。

「自分の立場」から物事を見ることを禁じています。

 

つまり・・・

この信念が一番禁じていること。

それは「自分の気持ちを重視すること」です。

 

もうお分かりですよね。

あなたは「自分の気持ち」を否定し、「(自分が想像した)相手の気持ち」を非常に大切にしていたのです。

 

さて・・・

ここでポイントとなるのは、あなたが大切にしていたものの正体です。

 

それは「相手の気持ち」ではありません。

「(あなたが想像した)相手の気持ち」です。

この二つは全く違います。

 

そうですよね?

 

「(相手が本当に思っている)相手の気持ち」

「(あなたが想像した)相手の気持ち」

この二つの間には大きな隔たりがあります。

 

そして・・・

あなたが重視してきたのは、後者でした。

「(あなたが想像した)相手の気持ち」を最も大切にしてきたのです。

 

その分、すみっこに追いやられていたのものがありましたね。

そう、「自分の気持ち」です。

 

自分の環境が恵まれたものであることへの安堵感や感謝の思い。

それらもあなたの心には存在しています。

なのに、その気持ちは否定され無視されました。

 

「自分の気持ち」は無視して否定する。

「(自分が想像した)相手の気持ち」はとても尊重して重視する。

 

その結果、あなたが代わりに抱えることになったもの。

それが、罪悪感だったのです。

 

「相手の立場になって考えなければならない」

「自分の立場からだけで物事を見てはいけない」

 

この熱量の大きな信念が及ぼす影響力。

それがわかっていただけましたでしょうか?

 

 

以上で信念の説明は終わりです。

なお、この説明文は納得できるまで何度でもお読みください。

そうすることで、あなたの心は確実に変化していきます。

 

 

さて、今回はここまでにしましょう。

次回もカウンセリングを通じて、あなたのお悩みを解消していきますね。

では、失礼します。

新田聖人

 

追伸

今後のカウンセリングについてお伝えします。

2回目以降は有料です。

(ご連絡は こちら から)

 

なお、2回目お申し込みの際には『今回のタイトル』をお書き添えください。

どうぞよろしくお願いします。

ご相談はコメント欄へ。