退職した憧れの上司が忘れられないので寂しくて涙が出る【相談事例】

社員、26歳女性です。

どうぞよろしくお願いします。

私の相談というのは会社の元上司(女性)のことについてです。

先月、今までとても良くして頂いた4つ年上の上司が寿退社しました。

同じフロアに同期がいなかった私を手取り足取り指導してくださり、仕事の先輩としても手本になってくださったその人を目標として私は頑張ってきました。

仕事上だけではなく女性としても憧れてしまうほど魅力的な方でしたし、人柄も素晴らしく心から尊敬できる方でした。

その上司が退職されたことが苦しくてたまりません。

上司と部下という間柄でしたが、気軽に話せる雰囲気を作り出して頂き、優しさに甘えて居心地が良くなっていた部分もあると思います。

上司からすれば私は社員のうちの一人に過ぎなかったのでしょう。

でも、社員には年配男性が多いため、年齢の近い女性同士共通の話題はたくさんありました。

一緒にランチをしたり2人で飲みに連れて行っていただいたこともあります。

もともと希望して今の会社に入ったわけではない私は仕事にそれほど興味を持てず、やる気のない若手社員だったと思います。

上司のおかげでこれまで会社を続けてくることができました。

それが、上司がいなくなってから会社にいることがまったく面白くありません。

今はただ時間だけが過ぎていくような日々を送っています。

もちろん仕事は今まで通りこなしているので、周りからどういう風に思われているかは分かりません。

ですが、私の心の中が虚しくて仕方がありません。

全然やる気が出ません。

上司からしてみれば私は友達でもない、妹でもない、ただの仕事上の関係でしかないのです。

けれど、とにかく上司が会社にいるということが私にとってとても大きな意味を持っていたのです。

先月行われた上司の送別会では寂しさからお酒を飲みすぎて私は大泣きしていたそうです(私は記憶をなくしてしまったので自分ではよくわかっていないのです)。

その後、また食事にでも行こうねと言ってもらえたのですが、会社を辞めて結婚生活に入られた上司に連絡する勇気はありません。

上司がいなくなってひと月が経ちましたが、心にぽっかりと穴が空いたような喪失感は癒えることがなく、夜一人で泣いてしまったりしています。

このまま上司のいない会社にいることは辛すぎるので、いっそ私も退職してしまおうかとも思います。

けれど、もし上司の退職が原因で私が会社を辞めたことを上司が知ったらどんなに悲しむだろうと想像すると、それも難しいと感じます 。

結局は私が今の苦しさから抜け出しもっと強くなればいいのです。

そのことはよく分かっています。

でもどうしても上司の事を思い出しては苦しくて寂しくて涙が出てしまいます。

どうか助けてください。

どうぞよろしくお願いします。

 

カウンセラーの返信

返事遅くなりました。

心理カウンセラーの新田聖人です。

ご連絡を頂き、ありがとうございます。

 

ご相談の内容を読ませていただきました。

今回は初めてのカウンセリングなので、説明を交えながら問題の大枠にアプローチしていきます。

よろしいでしょうか?

 

最初に私から宣言をします。

よくお聞きくださいね。

 

私、新田聖人はあなたの気持ちをそのまま全て受け入れます。

あなたの気持ちがどんなものであっても、それを否定したりはしません。

約束します。

 

このことをしっかりと覚えておいてもらえますか?

そのうえで、あなたにお聞きしたいことがあるのです。

とても大事なことですので、考えてみてください。

 

ご相談の中であなたはこのように述べています。

 

「上司がいなくなってから会社にいることがまったく面白くありません」

 

これがあなたの偽らざる気持ちなのでしょう。

言い換えれば、あなたは上司がいなくなった今の会社に面白さを感じていない。

そうですね?

 

では、2点ほど質問します。

まず1つ目。

 

あなたが会社にいるのが面白かったのは、いつだったのでしょう?

どんなときに面白さを感じていたのでしょうか?

そもそも、会社にいることを面白いと思ったことがありますか?

 

2つ目です。

あなたは今「会社にいること」がまったく面白くないと書いています。

では、「仕事そのもの」はどうでしょうか。

 

「会社にいること」は面白くなくても「仕事そのもの」は面白い。

そう感じる可能性はあると思うのですが、いかがですか?

 

「会社にいること」も「仕事そのもの」も、今は面白いと感じませんか?

それとも、もともと仕事を面白いと感じた経験がないのでしょうか?

 

少しばかり失礼な言い方をしているかもしれませんね。

不愉快に思われたら、ごめんなさい。

 

ただ、誤解しないでください。

私はあなたの仕事観をストレートにお聞きしているだけなのです。

 

あなたが会社にお勤めしているのは、仕事をするためですよね。

その仕事に対する取り組み方として、あなたは何を大切にしてきたのか。

それを教えていただきたいのです。

 

仕事の面白さ?

金銭面?

休みの多さ?

職場の人間関係?

いったい何を重視してお仕事をされているのでしょう?

 

・・・と、ここまで質問してきましたが、答えはあなたの文章に書いてあります。

 

「もともと希望して今の会社に入ったわけではない」

「仕事にそれほど興味を持てず」

「やる気のない若手社員だった」

 

あなたはもともと、今の会社にいることを面白いとは思っていませんでした。

仕事そのものにも興味を持っていない、やる気のない社員でした。

でも、そんなあなたを会社につなぎ止めていたのが上司の方。

 

だからこそ、あなたは今そんなにも苦しんでいる。

そうですよね?

 

そこで、もう一つだけ質問です。

 

あなたは上司との出会いによって、「会社にいること」および「仕事そのもの」を面白いと思うようになったのでしょうか?

 

「上司と一緒にいること」を面白いと思っていたのか、ではありません。

「会社にいること」「仕事そのもの」を面白いと思っていたのか、です。

いかがですか?

 

この質問にあなたがどう答えるのか。

それは私にはわかりません。

 

どのような答えが正解なのか。

それも知りません。

 

正しい答えはあなたの中にしかないからです。

 

できれば、なるべく正直に答えようとしてみてください。

あわてることはありません。

ゆっくりで結構です。

 

自分自身に問いかけること。

それ自体が大切なカウンセリングになりますので。

 

なお、このテーマについては後半でも再び触れます。

後半部分では、さらに詳しくあなたの心を読み解いていきたいと思います。

 

では、もう一度だけ質問を繰り返します。

 

あなたが会社にいるのが面白かったのは、いつだったのでしょう?

どんなときに面白さを感じていたのでしょうか?

そもそも、会社にいることを面白いと思ったことがありますか?

 

「会社にいること」は面白くなくても「仕事そのもの」は面白い。

そう感じる可能性はあると思うのですが、いかがですか?

 

「会社にいること」も「仕事そのもの」も、今は面白いと感じませんか?

それとも、もともと仕事を面白いと感じた経験がないのでしょうか?

 

あなたは上司との出会いによって、「会社にいること」および「仕事そのもの」を面白いと思うようになったのでしょうか?

 

しばらくお考えいただいたら、先を読み進めてください。

 

新田聖人のカウンセリングとは

 

新田聖人の実際のカウンセリング方法について説明します。

 

世の中にはさまざまなメソッドを使った心理カウンセリングが多数存在しています。

それこそ、カウンセラーの数だけ方法が異なるといっても過言ではありません。

 

ただひたすら、相談者さんの言葉に耳を傾ける技法。

より積極的に話を掘り起こすメソッド。

相談者さんの話はほとんど聴かず、落語家のようにしゃべり続けるカウンセラー。

中には、相談者さんにとってハードな方法を取るケースもあるようです。

 

では、新田聖人のカウンセリングはどうなのか。

 

あなた自身の強い意志や努力を必要とするやり方なのでしょうか?

何か大変な、心の痛みを伴うようなつらい方法なのでしょうか?

 

いいえ、違います。

 

あなたは難しい手順を踏むわけではありません。

何かを乗り越えなければできないものでもありません。

それどころか、驚くほどシンプルな方法です。

 

その具体的なやり方とは、

1 あなたの中に存在する「悩みを作り出している信念」をはっきりと意識に上げる。

2 その信念に関する「二択の質問」に答える。

ただ、それだけです。

 

「悩みを作り出している信念」を探し当てる作業はカウンセラーである新田の役目です。

「二択の質問」を投げかけるのも、新田が行います。

 

つまり、実際にあなたがすることはほとんどありません。

この文章を最後までしっかりと読み、質問があれば答えを考える。

それだけでいいのです。

 

どうでしょう、とてもシンプルですよね?

ですから、肩の力を抜いて楽な気持ちでこの先を読み進めていってもらって大丈夫です。

 

それと、もう一つだけ特色がありますので、お伝えしておきましょう。

 

それは、このカウンセリングが新田聖人の〈気づきの直観力〉をベースとしておこなわれているということです。

あなたの悩みは、この〈気づきの直感力〉にもとづいて解消されていきます。

 

では、〈気づきの直観力〉とはいったい何か?

 

簡単に言えば、「頭で考えるのではなく、どこからか勝手に言葉が降りてくる感覚」です。

 

例えば、対面での臨床中。

新田は「ひとりでに口が勝手に動いているような感覚」でカウンセリングをしています。

相談者さんに話をしながらも、別のもう一人の自分が「なるほど、そういうことなのかぁ」と、その内容を感心して聴いているような感じです。

 

このオンライン心理カウンセリングにおいても、それは同じです。

頭で考えて文章を書いているのではありません。

 

キーボード上で指を動かしていると、自動で言葉がつむぎ出されている。

 

カウンセリングはこのように行われているのです。

 

どうでしょう。

多少なりとも納得していただけるでしょうか?

 

じつは、この〈直感力〉は一般の方からすると非常に不思議に感じられるようで、かなり説明を重ねても簡単には理解していただけません。

 

プロでスポーツをされていた人や役者さん、歌手の方などには「ああ、それ、わかります!」と言ってもらえるのですが、その他の方にはあやしく思われることのほうが多いのです。

 

なので、もしもあなたがこの〈直感力〉を信じることができなくても気にしないでください。

あなたが〈気づきの直観力〉についてどんなふうに思っていても、カウンセリングは問題なく進められます。

 

「信じなければ効果がない」といったことは全くありません。

なので、無理に信じようとしなくても結構です。

 

ちなみに、新田はこれまで延べ2万人を超える人たちのさまざまな悩みに向き合ってきました。

それと並行して、メディテーション(瞑想)や完全断食・エネルギーリーディング・アプライドキネシオロジーなどの実践研究も積極的におこなってきました。

さらに、ある表現活動を通じて、いわゆる「トランス状態」「ゾーンに入る」経験もしました。

〈気づきの直観力〉はその結果として、自然に身についたものです。

 

カウンセリングでは、この〈直観力〉を存分に活用してあなたの悩みの解消に役立てていきます。

 

以上、簡単ですが、新田聖人の心理カウンセリングに関しての説明を終わります。

さっそく、カウンセリングを始めていきましょう。

 

「信念」と「二択の質問」

 

これから、あなたの「悩みを作り出している信念」についてお伝えします。

 

なお、この信念と前半でおたずねした質問の間には密接な関係があります。

なので、質問の内容をもう一度記述しておきましょう。

 

あなたが会社にいるのが面白かったときはいつだったのでしょう?

どんなときに面白さを感じていたのでしょうか?

そもそもの大前提として、会社にいることを面白いと思ったことがありますか?

 

「会社にいること」は面白くなくても「仕事そのもの」は面白いと感じる可能性はあるかと思うのですが、どうですか?

「会社にいること」も「仕事そのもの」も、今は面白いと感じませんか?

それとも、もともと「仕事そのもの」を面白いと感じた経験はないのでしょうか?

 

あなたは上司との出会いによって、「会社にいること」および「仕事そのもの」を面白いと思っていたのでしょうか?

 

この問いかけについて、あなたにはすでに答えを探していただいています。

なので、信念の内容を知ればきっと大切な気づきを得られるでしょう。

 

では、お知らせします。

あなたの悩みを作り出している信念。

それは・・・

 

「人は刺激のない毎日を送ってはいけない」という信念。

「人間という存在は面白くて楽しい人生を過ごさなければならない」という信念です。

 

いかがですか?

こういった思いがあなたの中にある。

そう言われて、どんな感じがしますか?

 

まず、誤解のないように先に明言しておきましょう。

私は「この信念は悪いものだ」などと言いたいわけではありません。

 

「こんな信念が存在するから悩んだりするのです!」

そんなふうにも思っていません。

 

そもそも、この信念は特に珍しい考えではないですよね?

むしろメディアなどでよく見聞きするフレーズです。

自分のポリシーとして掲げている人も少なくありません。

 

そして、そういう人たちが全員苦しい悩みを抱えているかといえばそんなことはないでしょう。

 

では、あなたはなぜ今の悩みを抱えることになったのか。

それは、あなたの中にギャップがありすぎたせいです。

 

「会社や仕事に対する興味の無さ」

「上司との楽しい思い出」

この二つにおける差があまりにも大きすぎたからです。

 

想像してください。

あなたは会社や仕事にポジティブな興味を元々持っていた。

そう仮定します。

 

そうであれば、上司との関係がどんなに楽しいものであったとしても、それはプラスアルファとしてあなたの心に加えられるだけだったでしょう。

 

しかしながら、実際はどうだったか。

あなたは会社や仕事にネガティブなイメージしか持っていませんでした。

 

そんなあなたにとって、「上司との面白く楽しい日々」は心のすべてを占めるほどの存在になっていきます。

 

「人は刺激のない毎日を送ってはいけない」

「人間という存在は面白くて楽しい人生を過ごさなければならない」

 

この信念を現実化するよりどころ。

それは、上司との関係の他になかったのです。

 

逆に言えば、上司と楽しく刺激のある日々を過ごしている限りにおいて、あなたはこの信念に従って生きることが可能でした。

 

けれど、上司の退職によってすべてが変わります。

刺激のない、面白くも楽しくもない日々。

そんな毎日は、あなたの信念に反するものです。

 

すると、その結果どうなるのか。

そうです。

現在のあなたのような心境になってしまうのです。

 

けれど、これは全く不思議なことではありません。

むしろ当然の結果です。

 

強い信念を持って生きているのに、それがまったく叶わない。

ならば、虚しさがこみ上げてくるのが当たり前なのです。

 

こうしてあなたは、上司との楽しく刺激のある日々を今も忘れられずにいます。

ではどうすればいいのか。

 

退職した上司は、もういません。

その現実は変えられません。

ならば、あなたの信念の重さを少しだけ軽くしましょう。

 

「〇〇でなければならない!」「✖✖であってはいけない!」といった強い思いをちょっと緩めてみればいいのです。

 

「刺激のある毎日を送りたいなぁ」

「面白くて楽しい人生のほうがいいなぁ」

このくらいの思いなら、あなたに強すぎる影響力を及ぼすことはありません。

 

そして、そうなるための方法は簡単です。

あなたの心にある信念をそのまま受け容れてあげればいいのです。

ただただ、その存在を認めるだけでよいのです。

 

ここまで文章を読み進めているあなたは、すでに信念を受け容れはじめています。

あなたの中に改善のきっかけが芽生えているのです。

 

よろしいでしょうか?

どうぞ正面から自分の思いを見つめてくださいね。

 

では、そろそろ今回のカウンセリングを締めましょう。

最後にもう一つ質問をします。

これは「二択の質問」です。

 

では、お聞きください。

 

「人は刺激のない毎日を送ってはいけない」

「人間という存在は面白くて楽しい人生を過ごさなければならない」

 

この信念について、あなたの気持ちは「 A 」と「 B 」どちらに近い(近かった)と思いますか?

 

A「私はこの信念を持ち続けられる人でありたいし、きっと持ち続けることができるはずだ」

B「この信念を持ち続けることで周りに認めてほしい、誰かがほめてくれるに違いない」

 

この質問における正解は「あなたが出した答え」です。

あなたの答えが、あなたにとって正しい答えです。

ですから、 ゆっくりと自分の心を見つめながら、答えを探していただければと思います。

 

さあ、今回はここまでにしましょう。

次回もカウンセリングを通じて、あなたのお悩みを解消していきますね。

失礼します。

新田聖人

 

追伸

今後のカウンセリングについてお伝えします。

2回目以降は有料です。

(ご連絡は こちら から)

 

なお、2回目お申し込みの際には、今回の『タイトル』をお書き添えください。

どうぞよろしくお願いします。

ご相談はコメント欄へ。